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“LOG” 2005
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2005

12-31: ありきたりではありますが、本当に1年は早い・・・、そう感じます。
まあ、早いと言っても、ふりかえると色々なことがあり、それなりに進歩もあり、それなりに充実した1年ではありましたが、何しろ早い・・・。よく感じるのが、1ヶ月が異様に早いということです。1日も早いのですが、その早い1日が、30回で1ヶ月なのだから、そりゃ1ヶ月は早いわけです。そしてその早い1ヶ月が12回で1年なのだから、そりゃ1年も早いわけです。根源は1日の早さにあるわけです。
来年は、1日をもっとジックリ、有意義に感じ、使いながら、時間の単位に振りまわされない、時の質を深めた生き方をしたいものです。

10-26: “占い” がまたブームですが、私はこの占いというものは人によっては、逆に不幸を生むとても危険なものだと思います。
人の性質を特定したり、運命のバイオリズムを特定したり、何しろ “特定”してしまう。それも、いくつかの枠だけに人を囲ってコントロールしてしまう・・・。
人間は、意志の強い人であっても、見たり聞いたりしたことに潜在的な部分で影響を受けてしまいます。それも特に “悪い” という事は頭から離れず、どうしても気になってしまう。だから、“今年は悪い” とか、“この人とは相性が悪い” とか、“○○には縁が無い” とか、そういう事を読んだり聞いたりしてしまうと、ふとした状況をそれに結びつけてしまう性質があります。そうすると、ちょっとしたことに、「〜だからこうなんだ・・・」と、悪い要素を深く考えてしまう。自分では気付かない内に、マインドコントロールを受けてしまうんですね。
人の傾向に関しても、「あなたは○○星人だから、○○な性格です」と書いてあったりして、「ああ、なるほど・・・」と思ってしまいます。でも、人の中には色んな性質や欲求が混在していて、例えば “あなたは破天荒な性質です” と書いてあっても、“そういうところあるな・・・” と感じたり、“あなたはとても保守的な性質です” と書いてあっても、“そうかもしれないな” と思ってしまうものです。
もしそういった “占い” が本当に正確なものであるならば、それをバイブルのようにして生きることは賢明だと思いますが、果たして “正確な占い” というものは存在するのでしょうか???

10-03: 出始めの4〜5年前からとても興味があったものの、一度も経験したことが無かった「マイナスイオン発生装置」。昨日それが付いた空気清浄器が導入され、念願の初体験となりました。
まだ導入していない方がいらしたら、これはお勧めです。それまで何か重く、ホコリっぽかった室内が、作動させて10〜20分くらいで、ホントウに “軽く” “爽やか” になったのです。就寝中もタイマーをかけて使用したのですが、朝目覚めると、いつも感じていた体のダルさが無く、何か血液がサラサラになっているような、いわゆる爽快感。
右の写真が現物ですが、日立の製品で、6000円〜9000円くらいで売っているので、節約生活の人にもなんとか手が出せますね。

09-12: 選挙、何のどんでん返しも無く、まったく予想通りの結果でした。
何割かの「自民党でなければ困る人達」、何割かの「インテリ層で、小泉改革のディテールに客観的にも賛成な人達」、何割かの「詳しい内容はわからないが、何しろ改革断行が必要だと思っている人達」、そして何割かの「小泉さんの生き様に惚れた!人達」・・・。この後半のふたつは今回けっこう多かったのではないでしょうか。
実は私、この6月に引越しをしまして、まだ引っ越してきた地の選挙権が無いんです。結局6月まで住民票のあった場所へ行っての投票が出来なかったもので、今回は棄権となりました。 が、もし行けていたとしたら、民主党以外の野党に入れようかと考えておりました。
世論調査でも自民党圧勝はわかっていたし、「改革」自体は勿論必要だと思います。しかし、民主やその他野党が主張するところの、不完全さやその他政策に関する懸念は実際にあり、そんなことどうでもイイから何しろ今までの自民党のやり方をぶっ壊す改革に賛成すればイイ!という気持ちはあるものの、これだけ大勢が「小泉さんカッコイイ!」状態になっていると、へそ曲がりなのでしょうか、ちょっと待てよ、政策のディテールはわからず(まあ、みんなそうだけど)、と言うことは、両手をあげて小泉さんに賛成しているわけではない・・・でも、今の日本の状況(問題山積)を作ってきた古い自民党のやり方を大きく変えると言って、実際に壊しかけている小泉さんにはエールを送りたい、これは大勢も同意見。 言ってみれば、ノリで考えている。 ノリで考える・・・。 確かにノリは大切だけど、力不足ながら野党が主張している、今の悪い状況(詳しくは省略)を作り上げたのはその小泉改革の影響、改革が必要なのは当たり前で、我々(野党)はその中身を懸念している・・・。 確かに、右だけでは物事は良い方に進まない、「そんなことどうでもイイから」と言われてしまいそうな左の懸念や主張があって、言ってみればその事が右を支え、はじめて物事は良い方に進む・・・。 今回はもっともな状況もあって右が強い、強過ぎる・・・私の中に、そんな裏ノリがありまして、「野党の存在」を考えるようになりました。
「野党」・・・。民主党はかなり都会的でスマートで、政治に関しても近代的なセンスを持っている、都市型の政党ですが、その他の野党には、どこか昔の共産主義を思い起こさせる、アンダーグラウンドな感触があります。それに野暮ったい。もっと言うなら、弱者の悪あがき的な印象があります。しかし、印象はそうであっても、主張している点には多くの共感を得る内容があります。 今までの日本は、自民党が政権を取っているのが当たり前で、「自民党の国」という漠然としたイメージがありました。 そこに大不況、小泉さん、小泉政権(自民党を変えようとする野党にも近いタイプ)、そして民主党、という流れが出てきました。 で、今回の大選挙で、「自民党をぶっ壊す」という大キャッチフレーズのもとに自民党が圧勝したわけですが、一番大事な「これから先」はどうか?と考えると、私には、新しいタイプの野党の存在が、とても大切だと思えます・・・。新しいタイプと言っても、社民や共産が生まれ変わっても良いわけです・・・。
社会の構成としてもっともバランスが取れている状態は、「社会主義と資本主義の一体化」だと言います。昨今言われているセイフティーネット(でしたっけ)の重要性を考えても、社会のベースにまず万民の安定があり、その上に自由競争がある、という構図のバランスがいかに大切か、という事が見えてきます。
社民とか共産とか、ネーミングからして古いですよね、もっと先進的な、何かスマートで「エコロジカル」な未来を想像できるような名前、無いでしょうか・・・。今回のノリの選挙を見てもわかる通り、人を惹きつける「印象」も大事だと思います。せっかく「大切なアイディア」を持ってらっしゃるんだから・・・。

09-04: しかし、「より良い社会を作る」ということは自然な発想なわけですが、実際に行うとなると、「政治世界と民衆世界とのギャップ」の大きさをつくづく実感させられます。
今の人間には無理なのかもしれませんが、それでも、一応民主主義の名のもとに、投票による政治への間接的な参加が可能である以上、文句だけを言うのではなく、この限られた条件の中で、自分のレベルなりの判断をして、一票を投じることが、この今の段階に生きている一人の日本人としての責任のある生き方なのでしょう・・・。

それにしても、政治家や評論家たちは、みんな好きなことを言い、みんな自分(達)のアイディアが一番正しいと言い、まるで、悪意無き(としましょう)詐欺犯や新興宗教の教祖に近いものを感じることがあります。
だいたい、事実上日本が破産している現状を作ったのも、いまだに壊れたストップウォッチのように借金を加算させ続けているのも、当の政治家であって、正直な話、「それだけ日本を救いたいと(真剣に)思っているのなら、腹切りはしなくてイイから、君らの財産を全て日本の借金返済にまわしてからモノを言え!」と思ってしまいます。  税金を増やす前に、政治家の財産や、使われていない無駄なだけの施設を借金に充当し、更に大幅な減給をして、メシを食うなら、週に1回は商店街の定食屋で食いなさい、そしてもっと当人達が庶民の住む場所まで降りて来てから、「一緒に、日本という国を再建しましょう。」と言えば、闘志も湧いてくると思います。

それから、「党」という枠組も、もう止めた方が良い。 あの、「党」(派閥も)という枠組のせいで、政治家の意志と実務がかなり歪んで(ねじれて)しまっています。 党を廃止して、どのアイディアを支持するか、という分け方。 今回の郵政問題では、自民党内の派閥がこの部分にオーバーラップしましたが、「党」があるから、今回の選挙も更にわけがわからない事に陥ってしまっている。 郵政民営化というアイディアを、純粋に論議して、出来るだけ不完全な部分を少なくしてゆく、という協力体制が無いから、せっかくの良いアイディアが、逆効果を産む爆弾になってしまうかもしれない。
「戦う」んではなく、みんな協力すればイイじゃないか・・・。 大人なんだから・・・。

何しろ、(特に)今回の選挙も、政治家達は真剣に、勝手なことを言い、郵政民営化を叫ぶ小泉さんの話を聞くと、なるほど、民主党の発言を聞いて、なるほど、でも共産党や社民党の主張を聞いても、なるほど、田中康夫の言うことを聞いても、なるほど、更にコメンテーターの話を聞いても、なるほど・・・・。 あ〜、みんな正しい!
わけがわかりません!
そうすると最終的には、美空ひばりさんの、「あ〜あ〜河の流れのように〜」と・・・。
最終的には、「どっちに転んでも、今までの体制は確実に壊れるんだから、日本にとっては良いと思いますよ」と言う、お名前は忘れましたが、WBSに出演していた方のコメントに近い感触を持ってはいます。


04-26: 3月、4月ととても忙しく、書き込みが出来ませんでした。特に新年度スタートということもあり、ホームページ制作の関係でのご依頼が続いています。
ご依頼を受けてホームページを制作するというのは、言ってみればジャーナリズムでありコンサルの要素が強いもので、とてもやり甲斐を感じる仕事です。これからインターネットを利用して宣伝(営業活動)をしようとしている企業(個人事業)は、どのようなポリシーに基づいて、どのようなサービスを行っているのか。またその歴史やポテンシャルはどうなのか。隠された強みは何か・・・。そういった事柄を取材させて頂き、それに基づいた構成やイメージを非常に限られたスペース内に出来るだけ分かりやすく構築してゆきます。しかも予算が限られていますので更に集約しなくてはなりませんが、その会社を全く知らない人が見て、内容をよく理解でき、良い印象をもってもらい、この会社でそのサービスを受けたいと思ってもらえる様なページに作り上げなくてはなりません。
また文章で構築されたその内容はもとより、ページをパっと開いた瞬間に、ホームページから感じる雰囲気があるわけですが、その “雰囲気” がその企業の持ち味であったりする特質を表現する必要があり、“このイメージ作り” がとても重要な要素なのです。こちらにデザインをまかせて頂ける場合もあれば、オーナーさんの強い要望がある場合もあり、その場合はまた、“本当はこういうデザインの方がアピールしやすいのだけど・・・”という部分もあり、ご要望とこちらからの提案の刷り合わせが必要だったりと、なかなか難しく、悩むことも少なくないのですが、他人様のイメージ作りをまかせて頂けるという事は、社会に貢献している満足感があります。正にそれは “ミッション” だと感じます。

04-26
Part-2:
4月10日のことですから、少し古くなりますが、桜が満開だった日に近くの公園に行ってみました。
そこは季節ごとに軽いお祭りをやる場所らしいのですが、桜満開のこの日も出店が出ていて、軽い庶民的なお祭り状態でした。のんびりと出歩く時間がもてないので、東京のお祭り事情は良く知りませんが、大きなお祭りは場所によって行われているのでしょうが、こんな庶民的なお祭りが今の時代の東京で行われているとは知らなかったもので、とても感動しました。
それは本当に昔ながらの風情であり、今注目されている “地域社会” を肌で感じるものでした。ローカルで、とても小規模(出店も10件程度)なものですが、皮膚感覚と言いますか、とても人の温もりを感じました。巷では現代の子供達の危機が論じられておりますが、こういった皮膚感覚のアナログなものを、自治体がお金をかけてでも残してゆくことが、人の情緒を育み、人間として健全な感情を作りあげるとても有効な手段になると思います。
今日、教育の問題が真剣に論議されておりますが、学校での実際的な教育とは別の、こういった部分における心の教育というものがとても大切な要素です。「文部科学省」の皆様、どうぞ宜しく!

02-20: ウチのホームページ制作のお客さんで、「富士見堂」という葛飾にあるお煎餅屋さんがあるのですが、そちらのお煎餅は本当に美味しいんです。
“売り”が、こだわった無添加の素材を使っているということ、職人さんのハンドメイドだということ、それから、伝統的な製法や素材は変えずに、もっと今風なというか新しい味つけやテーマのものを打ち出して、“煎餅”という古い固定概念を脱して、洋菓子と同じように身近に親しめる商品を紹介してゆきたい、ということで、ハチミツを使った“ハチミツバター”とか、オリーブオイル風味の“バジル”なんていう女性好みの商品もあったり。(既に女性から多くの反響出てます)
ホームページを作る時の取材で、サンプルとしていくつかの種類を頂いたのですが、これが美味しいんです。 こちらのキャッチフレーズに「ご飯の味がするお煎餅」というのがあるんですが、ホントにそんな感じ。
こだわっているだけあって、もちろん値段はその辺で売っているものとは違いますが、ギフトにはお勧めです。 ギフト用の詰め合せシリーズも豊富で、それと最近出した木箱のギフトボックスはとてもシブイです。 これなら好き嫌いも無いでしょうし、ちょっとした贈り物に良いんではないでしょうか。 個人的なお勧めです。

02-06: 3日前のニュースですが、ニュースとして久しぶりに感動したのが、“一人の受験生のために新幹線が止まった”というあの話です。
概要は、福島県のある受験生が、受験のため新幹線で郡山駅へ行こうとしたところ、乗った便が郡山駅に停車しないことに気付きました。 あせった(多分)彼は、車掌にどうにか停車してもらえないかと相談しました。 車掌は本部にその旨を連絡しましたが、ダイヤの関係で郡山駅停車はことわりました。 しかし、これも本来停車しない宇都宮駅ならば、後続車に影響が出ないことと、そこから郡山駅に向えば、なんとか試験開始時間に間に合うことから、特別に宇都宮駅で1分間停車させることを決め、受験生もギリギリで試験に間に合ったということでした。
前例としは急病人などの対応で、年に何回かはそういったことがあったとのことですが、自己責任時代の風潮から考えて、“停車駅を確認しない君が悪いんだから・・・” となりそうですが、そうならずに、ダイヤにシビアな電車、それも新幹線を1分間でも止めたということに、人の温もりと、“ この社会は人間が動かしているんだぞ ” という意志のようなものを強く感じました。 日本の社会も捨てたもんじゃない!という希望のかけらを感じました。
こういう話はイイですねー、シビアだったり暗かったり、気色の悪いニュースばかりでなく、こういう温かい話を、報道のみなさん、もっと見つけて、報道してくれよっ! 希望の未来は、テレビ局が何を流すかにかかっているんだから。

01-28: 今日、新しくお取引いただくことになった某業者の担当の方がみえたのですが、お住まいがウチ(店)の近くで、しかも出身が同郷でした。 やはり同郷というのは何か嬉しいもので、だんぜん親しみがわくものです。 最近はお笑い界でも熊本出身がポロポロと目立ちますが、意味もなく見る目があたたかくなります。
“頑張る” という言葉も、頑張るのも好きではありませんが(昔は好きでした・・・)、熊本出身者の皆さん、僕も頑張るからみんな頑張りましょう!

01-25: 遅れ馳せながら、新年明けましておめでとうございます!
いろいろと忙しく、新年最初のひとり言が今日になってしまいました。 忙しいというより、書くきっかけがなかなかつかめなかったというところでしょうか。
今年の抱負です。 今年も変わらず、“ 信じること ” が抱負です。
何を信じるのか? それは、2002年に決意した、「天国の住人」になることです。
それを決意させたのは、2001年の911テロと、米政府の報復攻撃でした。 その時、「天国」とは正反対の “地獄” を強く感じたからです。 テロリストと米政府双方のとった選択は、これからの世の中に地獄の連鎖を提案する圧倒的な表現でした。 そして強く思いました。 「彼らが提案する現実は、僕の生きる場所ではない」。 その提案に引きずり込まれてはいけないと思いました。 そして唐突に、「天国の住人」になろうと決意したのです。 天国とは、お互いに自分の持つ要素を与え合いながら生きる場所です。 ビジネス業界でも最近提唱されているWinWinに近いです。
そうやってお互いに与え合いながら、自然も含めてそれぞれの個が在りたいように在る世界を、身近な場所、家族や友人・知人のレベルから実現させながら生きる、それが広がり、世の中全てがそうなることを信じる、それを揺るがすような現実を見たとしても、信じる、何がなんでも、信じる、それが今年の抱負です。

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