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ペンドルトンとは?
   What is the "Pendleton"?
ペンドルトン、アメリカが愛しくてやまない高級ウールプロダクツのステータスブランドです。 その歴史を語ることは、ある意味でアメリカの歴史を語ることといっても過言ではありません。

19世紀半ば、英国生まれのThomas Kayは、数年間を過したアメリカ東海岸を離れ、家族とともに西海岸をめざしました。
ゴーウエスト。 当時、多くのアメリカ人がそうであったように、彼もまた自らの人生を切り拓くべく、新天地をめざしたのです。
英国伝統ともいえる毛織物の熟練職人であった彼を、文字どおり運命的とでも言うべき新天地が待ちかまえていました。
アメリカ・オレゴン、温暖な気候、豊富な水、広大な草原・・・。 アメリカ太平洋岸北部の、この地域はイングランドやスコットランドの牧羊地帯と酷似した気候風土を持った土地でした。 そして、彼にとって、そこは紛れもなく最高のウール製品を生み出す条件をそなえた黄金郷だったのです。 英国の伝統技術とアメリカ・オレゴンの豊かな自然との出会い、それこそが、ペンドルトンの幸福な第一歩でした。

PENDLETON、それは一族が工場を持った町の名前にちなんでつけられました。 オレゴンの中でも、ペンドルトンの街の周辺は、最高品質の羊毛がとれる羊を育てるのに最適な草原が広がっていました。 さらに、その水は清らかな軟水で、美しい色合いを出す染色にはかかせないものだったのです。 ペンドルトンを象徴するパターンとして知られる美しいインディアン柄も、この地のネイティブ・アメリカンとの交流の中で生まれました。
当時、ペンドルトンの毛布やデッキチェア用の膝掛けは、日常品としてばかりでなく、ネイティブ・アメリカンと開拓者のバーター交易の価値基準、すなわち貨幣のような役割を果たす品とみなされていたのです。 また、インディアンの長が部族の者にあたえる褒賞品として用いられるなど、その製品は、確かな価値を持っていたのです。 ペンドルトンの名は、すでに確かなものになっていました。
その名を全米にとどろかせるきっかけになった出来事が1920年代のはじめにおこります。 森で働く男たちや徐々に増えつつあったアウトドア愛好家のために、Thomas Kayの孫C.M.Bishopはペンドルトンの技術とデザイン力をそそぎ込んだ一枚のウールシャツを世に問うたのです。 この純正ウールの男性用シャツこそが現在のペンドルトンの礎となりました。 バージンウール100%、卓越した保温性と耐久性、美しいデザインパターン、優れた生地をしっかりと仕立て上げる確かな縫製技術。 まさに男の一生ものとして、ペンドルトンのシャツは、やがてアメリカ全土に広がり、アウトドアウールシャツの原点を作りました。 その基本的なコンセプトは、今も変わることなくペンドルトンの全製品に受け継がれています。
ペンドルトンのタグを一度ご覧ください。 そこにはこう縫い込まれています。

            WARRANTED TO BE A 
              “PENDLETON”


それは、ペンドルトンの自社製品ひとつひとつに対する愛情と誇りのなによりの証です。

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